日記
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ひとりはつらくて、さびしくて、でも一緒にいて恐がらせることになるのなら、ひとりでいようと思った
「――、大丈夫か?」
だから呼ばれたとき嬉しくて、そのまま引き止めてしまった
後悔している
それがなかったら、あんなことにならなかったかもしれない
悲しませることにならなかったかもしれない
気づいたときにはすべてが遅くて、だから自分に出来ることを精一杯やろうと思った
――――――
――また、会えるよね
悲しそうな彼女が、精一杯の笑顔を見せる
だから言った
「ああ、必ず会えるさ」
――無茶はするな
いつも黙って側にいてくれる親友が目元を和ませた
「分かってるって」
そう言ったのに心配そうな顔のまま笑う
――こっちは頼んだからな
ぶっきらぼうなあいつが嘆息しつつも右手を差し出す
「そっちこそ頼む」
俺はここから出られないから、かわりに守って欲しい
その言葉の意味を知っているから、
彼らとはまた会えると信じているから、
さびしいけれど言葉にはしない
だから笑って送り出そう
「またな」
======
上が陰陽師の長編
下が別ジャンル
書きたくなって突発的に作った
「――、大丈夫か?」
だから呼ばれたとき嬉しくて、そのまま引き止めてしまった
後悔している
それがなかったら、あんなことにならなかったかもしれない
悲しませることにならなかったかもしれない
気づいたときにはすべてが遅くて、だから自分に出来ることを精一杯やろうと思った
――――――
――また、会えるよね
悲しそうな彼女が、精一杯の笑顔を見せる
だから言った
「ああ、必ず会えるさ」
――無茶はするな
いつも黙って側にいてくれる親友が目元を和ませた
「分かってるって」
そう言ったのに心配そうな顔のまま笑う
――こっちは頼んだからな
ぶっきらぼうなあいつが嘆息しつつも右手を差し出す
「そっちこそ頼む」
俺はここから出られないから、かわりに守って欲しい
その言葉の意味を知っているから、
彼らとはまた会えると信じているから、
さびしいけれど言葉にはしない
だから笑って送り出そう
「またな」
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